了丸とレオンと彼女
2001年10月29日レオンの田舎での写真を母が送ってきてくれた。
レオンは大人っぽい顔つきになっていたが、どこかアンニュイにも見えた。
もちろんレオンを田舎へ送った私の罪の意識がそう思わせるだけなのかもしれない。
色々と考えた末の結論だったが、レオンにとってというよりは私の両親にとっては結果的に良かったようだ。
父もそしてとりわけ母は新しい家族に夢中になっている。
私にとっては・・・。
だが了丸(赤さん)にとっても良かったんだろう。
レオンと離れ、私は了丸を考える時間が増え、愛情も以前より増したように思われる。
子供が欲しいと言う話は旦那共々以前より話しはしていた。
来年頭には私も三十路。
女には賞味期限があると考えている。
魅力としてのではなく(60になったって色っぽいバーちゃんはいるしね)、繁殖出来るメスとしての賞味期限。
男は幾つになっても新しい精子を生産出来るが、女の卵子は日一日と古くなっていく。
加齢とともにダウン症等遺伝子疾患の出てくる可能性も何倍も違ってくる。
20なら1/1177なのが30では1/700。
これが35になると1/295、40では1/86となってくる。
だが一概に母親は若いほうが良いかというと、そうも思わない。
歳を取る分男も女も人間的に若い頃よりは成長もしているだろうし、余裕もあるだろう。
まあ、うちは金銭的な余裕は乏しいんだけどね。
そんなこんなで「子供が欲しいね」なんてことは言ってたんだけど、それと同時に「来年4月には就職が決まってるから今は無理だよ」なんてことも言っていた。
3割望んで7割望んで無かったって感じかな。
それと以前の日記(秘密の方かな)にも書いたが私は一度2年近く前に流産している。
結構周期が進んだ後(安定期に入ったかなという矢先)だったこともあってか、私はその子が愛おしくてたまらなかった。
初めて見た彼女(女の子だった)の心臓の拍動に感動し涙が溢れた。
大切な大切な宝物を授かったと思った。
なのに私の躰は彼女を守り続けるコトが出来なかった。
旦那も私も彼女にもう一度胎内に戻って欲しいと望んでいた。
子供が出来たと解った時、旦那は彼女の魂の生まれ変わりだと喜んだ。
でも、私はそうは思えなかったしとまどった。
彼女に対する愛情が強かった分、了丸に対してはピンと来なかった。
初めの内はどこかで「今ならまだ間に合う。無かったコトに」なんて考えていた。
了丸のコトを考えよう。
彼女を愛したように愛そうと思いつつ、彼女の名前を貰ったネコ、レオン(玲音)ばかりをかまっていた。
レオンと離れ、了丸と向き合う時間も増え、元気にお腹を蹴る様子を感じると流石に可愛いと思う。
私の内部で色々な感情の問題はあったにせよ、今は万事OKで少しづつでも母親としての気持ちに近づきつつあるってとこかな。
レオンは大人っぽい顔つきになっていたが、どこかアンニュイにも見えた。
もちろんレオンを田舎へ送った私の罪の意識がそう思わせるだけなのかもしれない。
色々と考えた末の結論だったが、レオンにとってというよりは私の両親にとっては結果的に良かったようだ。
父もそしてとりわけ母は新しい家族に夢中になっている。
私にとっては・・・。
だが了丸(赤さん)にとっても良かったんだろう。
レオンと離れ、私は了丸を考える時間が増え、愛情も以前より増したように思われる。
子供が欲しいと言う話は旦那共々以前より話しはしていた。
来年頭には私も三十路。
女には賞味期限があると考えている。
魅力としてのではなく(60になったって色っぽいバーちゃんはいるしね)、繁殖出来るメスとしての賞味期限。
男は幾つになっても新しい精子を生産出来るが、女の卵子は日一日と古くなっていく。
加齢とともにダウン症等遺伝子疾患の出てくる可能性も何倍も違ってくる。
20なら1/1177なのが30では1/700。
これが35になると1/295、40では1/86となってくる。
だが一概に母親は若いほうが良いかというと、そうも思わない。
歳を取る分男も女も人間的に若い頃よりは成長もしているだろうし、余裕もあるだろう。
まあ、うちは金銭的な余裕は乏しいんだけどね。
そんなこんなで「子供が欲しいね」なんてことは言ってたんだけど、それと同時に「来年4月には就職が決まってるから今は無理だよ」なんてことも言っていた。
3割望んで7割望んで無かったって感じかな。
それと以前の日記(秘密の方かな)にも書いたが私は一度2年近く前に流産している。
結構周期が進んだ後(安定期に入ったかなという矢先)だったこともあってか、私はその子が愛おしくてたまらなかった。
初めて見た彼女(女の子だった)の心臓の拍動に感動し涙が溢れた。
大切な大切な宝物を授かったと思った。
なのに私の躰は彼女を守り続けるコトが出来なかった。
旦那も私も彼女にもう一度胎内に戻って欲しいと望んでいた。
子供が出来たと解った時、旦那は彼女の魂の生まれ変わりだと喜んだ。
でも、私はそうは思えなかったしとまどった。
彼女に対する愛情が強かった分、了丸に対してはピンと来なかった。
初めの内はどこかで「今ならまだ間に合う。無かったコトに」なんて考えていた。
了丸のコトを考えよう。
彼女を愛したように愛そうと思いつつ、彼女の名前を貰ったネコ、レオン(玲音)ばかりをかまっていた。
レオンと離れ、了丸と向き合う時間も増え、元気にお腹を蹴る様子を感じると流石に可愛いと思う。
私の内部で色々な感情の問題はあったにせよ、今は万事OKで少しづつでも母親としての気持ちに近づきつつあるってとこかな。
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